✅やれることやってからくたばれ。
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✅年老いた親が倒れ、生きる術を失った子が衰弱死や病死する。
✅ひきこもり続けた果てに、誰にも助けを求めず、命を落とす-。そんな深刻な事態が、いま全国に広がっている。
親と共に“ひきこもり”の子が孤立する「8050問題」は、高齢化が進み、“死”という最終局面を迎えている。
年老いた親が倒れ、生きる術を失った子が衰弱死や病死する。
当事者たちは、なぜ“死”にまで追い込まれているのか。どうすれば命を守ることができるのか。
✅ある、ひきこもり男性の「死」。
56歳のその男性は、両親が亡くなった後、貯蓄を取り崩し命を繋いでいた。
ガスや水道は止まり、横須賀市の職員が身を案じて通い続けていた。
男性は、あばらや腕の骨が浮き彫りになるほど、やせ細っていた。
「病院に行かないと、命に危険が及ぶ」と説得をする自治体職員の支援の申し出を、
男性は「自分の力でなんとかしたい」と、丁寧な口調で断り続けていた。
やがて自治体職員が訪問しても顔を見せなくなり、
心配した職員が警察と踏み込んだところ、ゴミに埋もれて亡くなっているのが発見された。
栄養失調による衰弱死だったー
自治体が支援に乗り出そうとしていたにも関わらず、亡くなってしまった男性。
中高年のひきこもりに携わってきた職員は、「こうした死は、他にも多く埋もれているのではないかと感じる」と語った。
✅山本さんは、父の死を誰にも言い出せず、半年間、遺体と暮らしていた。
✅山本守さん。(55・仮名) 最後の仕事を辞めて以来、20年以上ひきこもってきた。
おととしの年末、生計を支えていた86歳の父親が亡くなった。
父親の死にショックを受けながらも、「誰に助けを求めたらいいのか分からなかった」と重い口を開いた。
山本さんは、父の死を誰にも言い出せず、半年間、遺体と暮らしていた。
その間、食費を切り詰め、父親の年金の残りで生活。心身ともに衰弱していった。
そして、去年6月、父親の姿が見えないことを不審に思った市役所の職員が自宅を訪ね、事態が発覚。
山本さんは死体遺棄の罪に問われ、執行猶予となり、初めて支援につながった。
なぜ助けてと言えなかったのかという問いに、山本さんは
「働いていない負い目がありました…」と、声を振り絞るように、胸の内を明かした。
✅追い詰められても、助けを求めなかった理由について、山本さんはこう繰り返した。
「もし助けてと言ったとしても、本当に助けてくれるかどうか分からない。
人からすれば、なんで仕事してなかったのかという話になる。働いていない負い目が強くて、そう思ってしまう…」
山本さんはいま、行政の支援につながり、福祉に頼りながら暮らしている。
✅最後の最後まで、救急車を呼ぶことすら認めなかったため、息が絶えたことを確認してから助けを呼んだ。
✅本人が支援を拒否すると、家族でもどうすることもできない現実がある。
治さんは、30年近くひきこもった末、晩年はがんを患っていた。だが、医療を受けることを頑なに拒否。
母親の千枝子さんは、何度もタクシーで病院の前まで連れて行ったが、現地へ着くと治さんは車から1歩も降りようとしなかった。
そのたびに、運転手に謝りながら自宅へ引き返したという。
「1人の大人が嫌だと言えば、無理矢理連れて行くことは叶わない」
千枝子さんは、自宅で看病するしかなかった。
しかし、日に日に弱っていく治さんの看病は、高齢の親では担いきれない。
治さんが歩くことも苦しくなった頃、玄関に寝かせ、三和土(たたき)との段差を利用して、用を足させるようになった。
看病を始めてから半年あまり。
最後の最後まで、救急車を呼ぶことすら認めなかったため、息が絶えたことを確認してから助けを呼んだ。
✅ありのまま、ただそこにいていい、生きていていいと思える場を社会の中にたくさん作っていく必要がある。
✅多くの人が、「働かない負い目」や「職場でのトラウマ」から、
社会に助けを求めることはできないと、その心の内を語ってくれた。
ひきこもりなど生きづらさを抱える人たちで作る、一般社団法人ひきこもりUX会議では、
去年、当事者を対象に実態調査を行い、1686件の回答を得た。
自由記述欄には、
「せめて他人様に迷惑をかけず、このまま静かに死んでいく方がまだマシ」
「安楽死を望む」など、
社会や家族に絶望し、生きていく希望を抱くことができないという悲痛な声が数多く寄せられた。
✅「まずは生きていてもらうために必要なのは、
安心して悩みを吐露したり、共感してもらったり、受け入れてもらえるという体験ができること。
そうしないと、この社会にいていいと思えないし、死ぬしかないという思いは消えない。
ありのまま、ただそこにいていい、
生きていていいと思える場を社会の中にたくさん作っていく必要がある」
仕事を失ったり、人とのつながりを断たれたりすることで、誰もが生きづらさの当事者になり得る時代。
自分の生きる価値を信じることができずに、
助けを求められずにいる人たちの声を、社会に反映することができれば、
誰もが生きやすい社会を作ることにつながるのではないか。
✅本人の持っている力をどう引き出すかが大事なのです。
✅家族が「8050問題」を危惧し、第三者に本人の「引き出し」行為を依頼するのは危険だ。
依頼された支援者が、突然、ひきこもる本人の大事にしている領域に侵入し、
本人の意思を無視してどこかに連れ出そうとすれば、トラブルや事件につながり、命のリスクもある。
親への不信感で親子関係もますます悪化し、ひきこもりを強固にしてしまう事例を数多く見てきた。
✅支援者がやってはならないことの1つに、親に対する説得や助言などの「否定」がある。
まずは親の思いをしっかりと聞いて、問題解決を急がず、家族とともに揺れながら寄り添う支援が大事だ。
そして、背景にある本人の生きづらさを知り、
「孤立」から「社会」につながる接着剤のような役割を担うことが基本だ。
✅ケアマネの役割は、家族の苦悩にどう寄り添えるかです。
家族がこれまでやってきたことと同じように本人に現実を突きつけて動かそうとすれば、
ケアマネが本人を追い詰めることになります。これでは、引き出し屋と同じことです。
だからこそ、ひきこもり支援のことを学ばずに8050問題を解決へと動き出すのは危険です。
支援者として何とかしてあげようという気持ちだけが先走ると、
こうあるべきという正論をグイグイと押しつける傾向があるからです。
✅ひきこもる人を外に出すのは支援ではありません。
問題を何とかしようとするのではなく、
⇒傷ついた自尊感情の手当てと本人の持っている力をどう引き出すかが大事なのです。
✅援助を進めるときの原則。
✅援助の目標立て
精神保健福祉の観点から言えば、柔軟な思考や行動が難しくなってしまい、
日常の活動が制限されたり、社会参加が制約された状態とも見ることが出来ます。
したがって回復にあたっては、さまざまな精神保健福祉のサービスを活用することが有用です。
✅目標1:家族との関係作り。
目標2:本人との関係作り。
目標3:アセスメント(見立て)。
家族にたいする援助初期のアセスメント(見立て)例
・ 家族のおかれているのは緊急事態か
・ 家族が今かかえている困難はどのようなものか
・ 家族がすでにできていることは何か
・ 家族の疲労度はどの程度か
・ 家族は本人とどのように関われるのか。同伴しての来所は可能か
✅本人に対する援助初期のアセスメント(見立て)例
■本人に会える前のアセスメント
・ すみやかに医療が必要な状態かどうか
・ 緊急に関わりをはじめることが必要か
■本人に会えてからのアセスメント
・ 「ひきこもり」の中で本人がやれていることはどんなことか
・ 本人は、これからの生活がどのようになれたらと、望んでいるか
・ 本人の長所はどんなところか
・ 生理的情報:睡眠・食欲・便通・日内リズム
・ 精神活動についての情報:全体的な気分・気持ちにゆとりがあるか・あせりは強いかそうでもないか
✅目標4:プランニング(計画作り)。
■「とりあえずのプラン」
■「半年先くらいまでのプラン」
■「最終ゴールのプラン」
目標5:ネットワーキング(資源の紹介)。
社会的な援助。
心理的な援助。
医学的な援助。
https://www.mhlw.go.jp/topics/2003/07/tp0728-1d.html
✅特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会。
<家族相談、家族支援に携わる方へ>保健所等における「ひきこもり相談支援の状況」報告書 ひきこもり支援実践ハンドブック。
https://www.khj-h.com/news/investigation/2851/
✅「保健師さんのためのひきこもり支援実践ハンドブック」. ~ひきこもる本人と家族を地域で支えるために~
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000525396.pdf
✅ひきこもり支援~行政にできること~
https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/pdf/soudan/04/s1.pdf
⇒✅ひきこもりのまま生きていく方法。 引きこもりをやめて自由に動ける方法。 ”ひきこもり”のあなたの問題は何か?
✅やれることやってからくたばれ。
⇒絶体絶命からの対策・解決策一覧。
✅憎しみが人を動かす。
✅いじめもセクハラもぶっ飛ばす。
だから引きこもるなんてもったいない。
⇒憎しみが人を動かす。
✅ブッダの意志を継ぐ。
⇒憎しみの実用化一覧。
✅やれることはやっておく。
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⇒生活困窮者は遠慮しないで泣きつけ!支援。NPO一覧。
✅対策のアドモール。
✅人類補完機構。