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こうなったのはあなたの人生がこうなっていたから。

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ああなるのも、こうなるのも決まっていた。

私は普通の人より手品とか奇術については詳しい。
だからこれは奇術だ、マジックだと言えるのです。

ただ、奇術やマジツクに詳しい人は
絶対に種明かしをしてはいけないというルールがあるので、
種明かしは基本的にしません。

久村さんが見せてくれるなかには、
マジツクでできるものありますが、
どう考えてもマジツクにはなり得ない、
マジックでは絶対無理だというのがいくつかあります。

たとえばこういうものがあります。
カウンターに座った五人の真ん中あたりの人に、
久村さんがトランプを一組渡し、
「好きなカードを五枚並べてください」と言います。
お客が「内側を見てもいいか」と尋ねると、
「もちろん見てもいいですよ」と答えます。
お客にはどんなカードかがわかってる。
久村さんにはわからない。
そういう状態です。

久村さんはお客が並べた五枚のカードをじーっと見ながら、
もう一組のトランプを取り出し、
裏返しで自分の前に五枚並べます。

その上で、こんなことを言います。
「今、五枚並べましたよね。
今から好きなように並べ替えてもいいです」

すると客は、一枚目のカードと五枚目を入れ替えたり、
二枚目と四枚目を並ベ替えたりします。

それに対して久村さんのほう
のカードはー切替えません。

「いいですか、それで?」
「いいです」
「じや、開けますよ」と久村さんが言った瞬間、
「あ、もう一回やります」など
というお客がいます。
久村さんが「いいですよ」と言うと、
二枚目と五枚目を入れ替えたりします。

そうしたやりとりのあとで、久村さんが開けます。
その開けた五枚とお客が並べた五枚がー緒なのです。順番も同じ。
すると五枚並ベたお客が、
「ああ、並ベ替えなきやよかった」
と、決まって同じセリフを口にします。

私は初めて見たときに、
これは奇術かマジツクかと疑いました。

次に行ったとき、私は久村さんの手元の五枚だけを見ていました。
久村さんがカードに手を触れるのかどうかに関心があったからです。
しかし久村さんは机の上に五枚並ベたきり、
まったくカードに手を触れませんでした。

そのときも最後に、
「じや、開けますよ」
「あ、ちよっと待ってください。もうー回やります」
となって、お客がーと四の順序を入れ替えた。

ところがカードを開くと
カードの中味と並びがー緒なのです。

久村さんは開けたときの絵を見ていただけです。
つまり、取り替えた瞬問に、その一と四が合ってしまった。

取り替えなければ
一と四が違っていたのに、
取り替えた結果として、
久村さんが並べたとおりになってしまったのです。

何回やっても同じです。
久村さんは開けたときの絵を見ているだけで、
そのとおりに並べてみせます。

「じゃ、じたばたしても仕方がないわけですか」
と私に聞いた人がいますが、
じたばたしたからそうなったのか、
じたばたしなくてもそうなったのかは
神のみぞ知るなのです。

私が五人の真ん中に座ったことがあって、
そのときは私はカードを裏返しのまま切って、
絵柄を見ずに自分の前に五枚並べました。
久村さんはそれをじっと見ながら、同じように五枚並べ
「どうぞ入れ替えてください。
好きなようにいじくってください」と言いました。

私は、「入れ替えません」と言いました。
自分が何のカードを並ベたのか知らないのですから、
入れ替えようが入れ替えまいが、
まるで関係ありません。
人れ替えても意味はないのです。

「本当にいいんですか」
「いいですよ」
「じゃ、開けますよ」
で、そのまま開けました。

五枚とも、順序も絵柄も同じでした。

私が久村さんを知ったのは、
三十年前に旅先である男性に会ったことがきっかけでした。

男性は自分の腕時計を私に見せ、こう言いました。
この腕時計のガラスにひびが二、三本入っていた。
このひびを、ある喫茶店のマスクーが指先でツツツツとやると、
ひびがなくなってしまうという話を聞いた。

その嚀を聞いて時計を持って行き、
「これ、直してください」とお願いした。
指先でツツツツとやるとひびが消えた。
完全にきれいなガラスになった。

「それがこれです」と時計を見せてくれました。
その男性は、ウそをつくような男ではありません。
へえ、すごい人がいるのだなと、
それが久村さんを知った最初でした。

それから三十年。
その間に五、六回は行きましたが、
いちばんおもしろかったのは、その五枚のカードです。

このトランプの話は、
結局、開けたときの絵を見れば、その結果は、同じだったということです。

多くの人のように並ベ替えて並ベ替えて、
どんなに入れ替えても結果は同じ。
私のように絵柄を見ないでー回も入れ替えなくても結果は同じ。

じたばたしてもしなくても結果は同じだったということです。

それがわかると、
人生もそういうことになっているのではないか、と気づきます。
人の運命もそうなっている、
決まっているのではないか。

そうであれば、人生、じたばたしてもいいけど、
じたばたしない選択をしても結果は同じ、
ということになります。
引用元
淡々と生きる

(「いぬやしき」天使のような、老年を迎える冴えないサラリーマンと残酷な高校生。)

(「いぬやしき」サイコパスが超能力を持ったらこうなる?)

(「いぬやしき」天使のような、老年を迎える冴えないサラリーマン)

(「正解するカド」未知との遭遇)

(正解するカド / 異方存在・ヤハクィ ザシュニナ)

((正解するカド Shindou x Saraka kiss scene)

アニメのようなグラフィックなのに、日常生活を過ごすような感覚でプレイすることになります。

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うきうきしながら生ききる。

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うきうきしながら生ききる。

勝手に決め付けさせてもらうと
人生の目的は
「楽しみを発見していくこと」
である。

それぞれの人がそれぞれの
おかれた状況の中で
楽しみを発見していくことである。

もし、たとえ、生きるということに、
なにも意味など無いとしても

楽しかったら
「ま、いいか!」
ってなれるんではないでしょうか?

整備士は整備の作業の中で楽しみを発見していく。

囚人はその環境や作業の中で楽しみを発見していく。

戦場ではその中での楽しみを発見していく。

きつい訓練の中ではその中で楽しみを発見していく。

借金返せなくて逃げ回っている中での楽しみを発見していく。
電話で言い訳するときの楽しみを発見していく。
対面で言い訳するときの楽しみを発見していく。

自分がうろたえてる状況の中での楽しみを発見していく。

いじめられてる中での楽しみを発見していく。
ひとりひとりに、
「俺いじめられてんの?なんでいじめられてんの?」
って肩ゆすって聞いて回るとか。

拷問や激痛の中でも楽しみを発見していけるか?

孤独や悲しみの中で楽しみは発見できるか?

(「正解するカド」 Shindou x Saraka kiss scene)

(「いぬやしき」サイコパスが超能力を持ったらこうなる?)

(「キンクコング」エンパイアステートビルの空中戦。ナオミワッツとの別れ。)

(初号機が使徒を喰って、拘束具が外れる。TV版)

(「初号機が使徒を喰って、拘束具が外れる。TV版」が映画版ではこうなった。)

(「キングコング」コングが怪獣の舌を噛み切る。)

(巨神兵、東京に現る。)

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せどり 自由な人生を手に入れる

うきうきを追求する。信長編。

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楽しみを追求する。信長編。

そうか、とにかく、実物を見なくちゃ分からない、
ひとつ、バカ聟をよびだして、なぶってやろう、と、

色男の悪党ジジイがニヤニヤ思いついて、
何月何日、富田の正徳寺で会見致そうと使者をたてた。

そのとき、信長、十九である。
聟をだましてヒネリ殺すぐらい
平気の悪党ジジイのやることであるが、
信長ちツとも、こだわらない。

即座に承知の返事をした。

道三は、バカか、バカでないか、
実物判断というのが、そもそもの着想であったが、
みんなタワケの大バカ野郎と言いたて、
きめこんでいるから、

彼も自然、バカ聟をからかってやれ、
という気持ちが強くなった。


道三は富田の正徳寺へ先着しわざと
古老の威儀いかめしいオヤジどもの侍ばかり七八百人、
いずれも高々とピンと張った裃、袴、いと物々しく、
お寺の縁へズラリ並ばせた。

礼儀しらずのバカ小僧が、この前を通りかしる。
物々しいシカメツ面の大僧ばかりが、
目の玉をむいて、ズラリと威儀をはって居流れているから、

バカ聟も仰天しやがるだろうという趣向であった。

こうしておいて、道三は町外れの小さな家にかくれ、
そこからのぞいて、信長の通りかかるのを待っていた。

信長のー行がやってきた。
サキブレにつづいて、お供が七八百、
それに三間半の朱槍五百本、
弓と鉄炮五百挺、いずれも、しかるべき立派なものだ。

ところが、バカ聟が、ひどすぎる。
かねて噂の通り、
人の肩につるさがって瓜を食いながら城下を歩いている時と、まったく同じなのだ。

頭は例のフンドシカツギである。
萌黄のヒモで髪をグルグルたばねてある。
裃や袴どころの話じやない。

ユカタの着流しで、おまけに肌ぬぎだ。
腰の大小はシメ縄でグルグルとまいてあり、
肌ぬぎの腕にも縄をまきつけて、これが腕貫のつもりらしい。

腰の周りに、火打ち袋ヒョウタン七ツ八ツぶらさげ、
ちょうど猿廻しである。

乗馬の心得で、
虎の皮と豹の皮を継ぎまぜて造った半袴をはいていた。

この一行が信長の休憩にあてられた寺へはいると、
道三はバカの正体見とどけて、何食わぬ顔、自分方の寺へもどった。

ところが、道三も一パイくわされてしまったのだ。
道三ばかりじゃなかった。信長の家来がキモをつぶした。

休憩所ヘはいると、すぐさま屏風をひきまわして、
信長は立派な髪にゆい直し、
いつ染めておいたか秘書官の太田牛ーもしらない長袴をはき、

これ又誰も知らないうちに拵えた小刀をさし、
美事な殿様姿で現れたものだ。

お供の面々、誰一人、今まで夢に見たこともない姿であった。

信長はスルスルとお堂へすすんだ。
緑を上ると、さア、こうお出でなさいまし、
と案内の侍臣が奥をさしたが、信長は知らぬ顔、

目玉をむいた大僧どもの
陳列然と居流れる前をスーと通りぬけて、
緑側の柱にもたれてマヌケ面である。

信長がしばらく、柱にもたれていると、
道三が屏風をおしのけて、出てきた。
道三も知らんフリをしている。

侍臣が信長に歩みより、
こちらが斎藤山城殿でござります、というと、
柱にもたれた信長は、
「デアルカ」
と言った。


それから敷居の内へはいって、
道三に挨拶をのベ、ともに座数へ通って、
盃を交し、湯づけをたべ、
いと尋常に対面を終わり、
又、あいましようと云って別れた。

道三は二十町ほど見送ったが、
信長方の槍が自分方より長いのに興をさました様子で、
信長と別れてからは
ウンともスンとも言わなかった。


黙々と歩いて、アカナヘという地名の処へきたとき、
猪子兵介が道三に向って、
「どうですか。やっぱり、あいつ、バ力でしようが」と言うと、

「さればさ。無念残念のことながら、
今にオレの子供のバカどもが、
信長の馬のクツワをとるようになるにきまっていやがる」
と道三は答えた。
彼の仏頂ヅラは当分とけそうもなかったのである。

彼はトコトンまで信長に翻弄されたことを知った。
自分の方が飜弄するつもりでいただけ、
その後味はひどかった。

道三は信長の人物を素直に見抜くことができたが、
信長の家来どもは素直ではなかったから、
彼らには、やっぱり主人が分からなかったのだ。

彼らは信長の殿様然たる風姿をはじめて見て、
さては敵をあざむくための狂態であったかなどと考えて、
然し、それで、主人の全部をわりきることも出来なかった。

敵をあざむくためなどと
信長はそんなことは凡そ考えていなかった。
彼は人をくっていた。
人を人とも思わなかった。


世間の思惑、世間ていは、間題とするところでない。

フンドシカツギのマゲが便利であっただけで、
又歩きながら、瓜がくいたかっただけのことだ。

立派な壮年の大将となっても、
冬空にフンドシ一つで、短刀くわえて、
大蛇見物に池の中へプクプクもぐりこむ信長なのである。

論理の発想の根本が違っているから、
信長という明快きわまる合理的な人間像を、
その家来たちは、いつまでも
正当に理解することができなかったのである。
引用元
織田信長
人間関係や、生きるか死ぬかよりも、
戦い方を工夫したり、
未知のものを探ったり、
人間関係の中にも
芝居がかったことをしてみるとか、
どんな状況をもわくわくできないか。
楽しみをひねり出せないか?
楽しかったら、後はおまけなんではないのか?

(「正解するカド」 Shindou x Saraka kiss scene)

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肥満

うきうきを見つけながら、生きていこう。オッド・ジョン編

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楽しみを見つけながら、生きていこう。オッド・ジョン編

「じゃあ、行く前に読みかたをぼくに教えていって」
ジョンの言葉にパックスは笑った。
「大仕事よ。アンがもっとよくなってから、教えてあげるわ」

何日かたつとパックスは、
昔からの方法でその仕事を始めた。

だがジョンはそんなやりかたに我慢できなくなって、
自分自身の方法を作りあげた。

かれは。パックスに指で字をたどりながら大きな声で読んでもらい、
自分はー語一語そのあとをたどっていったのだ。

パックスは、原始的なこの方法を笑わないではいられなかった。
だが、ジョンを相手にしたときは、それが成功したのだ。

かれは母親が口に出したすべての「声」の「形」を簡単に記憶した。
かれの、記憶する能力は絶対に確実なものらしかったのである。

そのうち、パックスが読み続けているのを止めもせずに、
かれは異った文字の
音を分析し始め、
間もなく英語の綴りの非論理性を呪いはじめた。

この授業が終ったとき、
語彙は限られていたものの、
ジョンはもう読めるようになっていた。

つぎのー週間のうちに、
かれは家の中にあった子供の本を全部と、
大人の本さえ数冊むさぽるように読んでしまった。

これらの本は、たとえ言葉はほとんど馴染みのあるものでも、
かれにとって何の意味もとれないものであったことはもちろんだった。

かれは間もなく、厭になってやめてしまった。

ある日かれは、姉が学校で使っている幾何学の本を取りあげたが、
五分ほどでそれを投げ出して言った。
「赤ん坊の本じやないか!」と。

それからあと、ジョンは自分に興味のあるものは
何でも読むことができるようになった。

しかし、本の虫になるような気配はまったくなかった。
かれの酷使された手が休息を必要とする時、
読書は動かないですむ良い仕事だったのだ。

というのは、かれは今や、
手で何かを作りあげるということに熟中する段階に入っており、

ボール紙、針金、木、粘土そのほか何でも手に入れられる材料を使って、
いろいろと天才的な工夫の模型を作っていた。

そして、絵を描くことにも、
多くの時間が費されていたのである。

やっと六歳になって、
ジヨンは関心を動くことにむけた。

この技術においてのかれは、
身体つきが保証している程度以上に遅れていた。

知的な建設的なものへの関心が、
そのほかのすべてのことを無視していたからである。

だが今やついにかれは、
ひとりで動くことの必要と、
この新しい技術を征服することの魅力を発見した。

そしていつものように、
かれの習得方法は独特なものであり、
その進歩は急速だった。

ジョンは這ったことなどいっぺんもなかったのに、
いきなり椅子に両手をおいて、
両方の足で交互に、
バランスを保ちながら、
まっすぐに立つことから始めた。

一時間こうしていただけで、
かれは疲れ果ててしまった。

そして生まれて初めて、
かれはまったくがっかりしてしまったのだ。

ふたりの数学者を、頭のわるい子供のようにあしらったかれが、
今は家族の中で最も活着な十歳の兄に対して、
新しく、あこがれに似た尊敬の念をいだいた。

一週間のあいだずっとジョンは、
トミーが歩くのや、走るのや、姉たちとふざけているのを
うやうやしく見つめていた。

動きのひとつひとつを、
いらいらしながらジヨンは注目していたのだ。

それにかれはせっせと、
バランスをとる練習もしたので、
母親の手をとりながら数歩あるけるようにさえなった。

しかしその週の終りに、
かれは神経衰弱のようになり、
それから何日も足を床につけなかった。

ジヨンは明らかな敗北感を味わいながら、
読書に、数学にさえ戻ったのだ。

充分に回復してから再び床に足をおいたとき、
ジョンは誰の助けも借りないで
部屋の隅から隅までまっすぐに歩き、

嬉しさしさのあまり、
ヒステリツクにわっと泣きだした。

それは、まったくジョンらしくない行為だったのである。

その技術は今や征服された。
練習によってかれの筋肉を強くすることが必要なだけだった。

だがジョンは、単に歩くことだけには満足しなかった。
かれは、その人生に新しい目標を掲げ、
かれ独特の決意をもって、
それを成しとげようとしたのだ。

最初かれは、その発育不良の身体のために、
ひどく不自由した。

かれの足は依然としてほとんど新生児のままであり、
ひどく短くて、曲がっていた。

だが、絶えず使っていたことと、
その負けじ魂のおかげか、
その両足はすぐに長く強くなっていったのである。

七歳の時のかれは、
兎のように走ることができたし、
猫のように木に登ることもできた。

身体つき全体としては、まだ四つぐらいに見えたが、
そのどこか筋肉質な点は、
八つか九つのいたずらっ子を思わせた。

そしてかれの顏は、
その形こそ子供っぽかったが、
表情は時としてまるで四十の男のようだった。

しかし、ひどく大きな目と、
ぴっしり密生した白い髪の毛のために、

かれは年齢の見当がつかず、
まるで人間でないような感じも与えたのである。

ジョンは今や、
びっくりするほど筋肉を制御できるようになっていた。

複雑な動ぎを勉強することは、
もう何もなかった。

かれの四肢は、それどころか個々の筋肉そのものが、
かれの望み通りに正確に動いたのだ。

このことはジョンが歩こうとしてからニカ月後、
泳ぐことを習ったとき、間違いなく示された。

かれはしばらくのあいだ、
姉さんのよく練習した足の動きを見つめながら
水中に立っていた。

そのあとかれは、水の底から足をあげて、
同じことをやったのだ。

何カ月ものあいだジヨンの全精力は、
さまざまな種類の肉体を使う行為で
ほかの子供たちと張りあうためと、
自分の意志を
かれらに押しつけるために費された。

みんなは最初、
ジョンの努力を喜んだ。
しかし卜ミーだけは例外だった。

かれはすでに弟に
追い越されつつあるということに気づいていたからだ。

同じ町の年上の子供たちは、もっと寛大だった。

というのは、かれらは最初からジョンの進歩ぶりに
トミーほど影響されていなかったからである。

だが次第にジョンは、
みんなの影を薄くさせるようになっていったのだ。

高価なボールが屋根の樋に入った時、
排水管をよじのぼって樋にそって這い、
そのボールを投げおろしたのは、
もちろんひょろひょろした四歳ぐらいに見えるジョンだった。

それからかれはただ面白がるためだけに、
タイルばりの斜面をよじ登ってゆき、
屋根のてっぺんにまたがった。
引用元
オッド・ジョン
技術を習得する過程を楽しむ。
仮説をたて、計画、実行。
検証して、仮説を立て直す。
そういう科学していく楽しみ方とか、
何とかして、うきうきわくわくをひねり出して
取り組む。生きる。生活する。

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( ゴジラvsパシフィック・リムetcパート2 お、おもしろい!)

(「キングコング 」まさにこれが、怒涛の展開!)

(「シン・ゴジラ」の未完成映像。)

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o●.。oo○ .。自衛隊時代 人の役に立つ仕事が恋しくなる。

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自衛隊時代 人の役に立つ仕事が恋しくなる。

入隊したら、
横須賀の教育隊で三ヶ月間すごしました。

真夏の戦闘訓練は、
「解けて消えちゃいたい」と思った記憶があります。

銃を持ったまま匍匐前進(ほふくぜんしん)で、
わざわざ水溜りに入ってやったり、
捧げつつに銃を構えたまま走ったり、

射撃場で銃を撃ったり、
銃の分解、組み立てのスピードを計ったり

戦争ごっこやってるって感じで楽しかったです。

教育隊が終わると
どこの駐屯地に行きたいか
というので
できるだけ遠くへ行きたいと
北海道を希望しましたが

新潟の高田駐屯地でした。

施設部隊で
川でボートの櫓(ろ)をこぐのが
体が慣れないのと
コツがつかめないのとで
すごく疲れました。

大雪のときは貨物列車に乗り込んで
雪かきに出かけた記憶があります。
人の役にたってるって思えて
うれしかったし、
楽しかったです。

雪山を銃を背負って
スキーで走るっていう訓練も
結構楽しかったです。

役に立ってて
楽しいの、
一番だったのは

順番に回ってくる
糧食班の仕事でした。

全隊員の食事を
準備して、作って、用意して、
片付けて、

やることが
毎日途切れることなくあって
充実してました。

糧食班ずっと希望出しといて
やらしてもらいました。

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便利屋時代 日雇いの派遣と同じような感じ。

便利屋時代 日雇いの派遣と同じような感じ。

高田馬場の線路沿いの公園に、
早朝いくと手配師がいて
日雇いの土方の、工事現場なんかの
仕事にありつけました。

ある日、便利屋やってる人が来てて
ついていきました。

そのときはどんな仕事だったかは
忘れました。

うちに来れば毎日仕事があるよ、
と言うので

じゃあということで
社員にしてもらいました。

なかなかグラマーな事務員がいて
その人とおしゃべりするのも
楽しい職場でした。

社員は自分を入れて三人。
場合によっては公園にスカウトにきた
社長と四人で仕事を
手分けしてやっていきました。

一番楽だった仕事は

女性の一人暮らしで
キッチンの壁に張り付いてる
イモリを捕まえてくれ
というもので、

一瞬で捕まえられたのでそれで終わりの仕事でした。

それでも何千円かお客さんからいたたきました。

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せどり

少年時代 何度も死にかけました。

中学生のとき、
校庭の端が崖っぽくなってて
そこにあった
木の枝が鉄棒っぽくて
つかまりやすそうなので
飛びついたら
「うまくいった」
と思ったのに崖の下で
目が覚めた。

枝に手がかかったが足が振りあがって
手が枝からはなれてしまったんでした。

死ななかったし、怪我もしなかったです。

「落ちたら?」
とか考えないで
鉄棒みたいにつかまれるとしか思ってなかったです。

小学生のとき
海水浴につれてってもらって
波の中を歩いてるつもりが
引き潮が強くて
波にさらわれてしまいました。
戻ろうとしても
引き潮でもどれない。

そのときはすごく冷静で
「ああ、もう助からないな」
と思って
お別れだから手を「さよなら」のつもりで振ったら
つれてきてくれたおじさんとよその人が気づいてくれて
助けてもらいました。

これも小学生のときで
うちの前がどぶ川で

手すりがなくなってるところから
覗き込んでたら
落ちてしまって、

たまたまそばにいたお兄さん二人に
助けてもらったことがありました。

これも小学生のとき
自転車で飛び出して
タクシーとぶつかりました。

飛んで尻を打ちました。
自転車はゆがんで乗ってこげない状態でした。

体は尻が痛いだけで
何日かしたら直りました。

タクシーの運転手に頭を下げて
自転車押して帰りました。

小学生のときは、
絵描くのが好きでした。

学校の写生大会で
大きな公園に出かけていって

そこで描いた噴水の絵が
自分としてはなかなかの力作で、

水彩画なんだけど、
油絵のように
色を重ねていくのが楽しかった。

漫画もストーリーを考えて
描いてました。

手塚治虫の「どろろ」に
似たような漫画でした。

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宅急便時代。戦略どおりに行かないときもある。

宅急便時代。戦略どおりに行かないときもある。

ヤマト運輸の宅急便を20年くらいやってました。

最近は自転車にリヤカーつないだのを
使っての配達が多くなりましたが、

前はウオークスルーという
車での配達が中心でした。

毎朝、仕分けで荷物を、
荷台の天井までギッシリ

配達の逆順に
最後の配達から
最初の配達へと
すぐ降ろす荷物が手前に来るように
積みます。

荷物の積み重ねた位置を頭に入れながら
積んでいきます。

できるだけ全部積みたい。
でないとまた残りを積みに戻ってこなければならない。

でもこのでかいのを積んじゃうとこっちの山が積めない。
それでもこのでかいのは午前中指定の配達だ。
ということが
よくあります。

どうしたかというと
でかいのは残して他の荷物全部積む。

それで午前中のうちにでかいのが積めるスペースが空くまで配達やって
営業所に戻ってきてでかいのをかたずける。

ところがまだ昼前のうちに配達先に着いたのに
もう留守になってて、

また営業所に降ろしに戻るか
でかいの積んだままにしとくか。

まあ戻る時間が惜しいから、
このまま配達続けて、
隙間ができるまで
でかいの下ろして積んでを
繰り返すほうを
選びます。

荷物探して出して
配達行ったらまた留守で
次の配達の荷物出すのに

持ち戻りの荷物の山が
どんどん増えてって、
邪魔して、

見つからない、
出せない、
なんてことも、よくありました。

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せどり 自由な人生を手に入れる

うきうきを見つけようとすると、うきうきしてくる。

人に歴史あり。マイファミリーヒストリーはこちらを御覧ください。

プロフィール 宅急便時代

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プロフィール 自衛隊時代。

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楽しみを見つけようとすると、楽しみになってる。

「楽しみを見つけていく」
という心構えで、
いろいろ見ていくと、

つらい、めんどくさいと思い込んでた物事が、
結構面白い、楽しいことに気づく。
これはこれで、
結構楽しいことだと思えてくる。

水仕事、トイレ掃除、風呂掃除、食器洗いなんかは、
きれいになって、片付いて、
スッキリして気持ちいい。

訓練、運動も、
さっきはすごくきつかったのに、

今やってみると、
さっきほどのきつさではなかったりする。

体が慣れてきてる
変化が面白い。

(「正解するカド」 Shindou x Saraka kiss scene)

(「いぬやしき」サイコパスが超能力を持ったらこうなる?)

(「キンクコング」エンパイアステートビルの空中戦。ナオミワッツとの別れ。)

(初号機が使徒を喰って、拘束具が外れる。TV版)

(「初号機が使徒を喰って、拘束具が外れる。TV版」が映画版ではこうなった。)

(「キングコング」コングが怪獣の舌を噛み切る。)

(巨神兵、東京に現る。)

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脱毛 自由な人生を手に入れる

うきうきを見つけた生き方。信長編。

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楽しみを見つけながら生きていこう。信長編。

信長は野良犬の親分みたいに、野放しに育った男だ。
誰のいいつけもきかず、
マネもせず、勝手気ままを流義にして、
我流でデツチあげた腕白大将であった。

腕白大将という奴は、
みんな天下ーというようなことを、いと安直に狙う。

丹波の桑田郡穴太村の長谷の城守、
赤沢加賀守が関東へ旅をして鷹を二羽もとめて、
帰途に清洲の信長を訪ねて、
お好きの方を進上するからー羽とってくれと云うと、
信長は喜んで、ヤ、こころざし至極満足じゃ、
貰うぜ、天下をとるまで預っておく。
お礼はいずれ、その折に、と言った。

田舎小僧め、大きなことを言っていやがる。
と人々は大言壮語をおかしがったが、
信長そのとき二十八だ。

天下布武という印章をつくって愛用し、
天下一の情熱を日常の友としているが、
その野心は彼に限ったことではない。

天下ーの野心ぐらいは、餓鬼大将は誰でも持っているものだ。
けれども、自信は、それにともなうものではない。

むしろ達人ほど自信がない。
怖れを知っているからだ。
盲蛇に怖じず、バカほど身の程を知らないものだが、
達人は怖れがあるから進歩もある。

だから、自信というものは、自分でつくるものではなくて、
人がつくってくれるものだ。
他人が認めることによって、
自分の実力を発見しうるものである。

このように発見せられた実力のみが自信であり、
野心児の狙いやウヌボレの如きは何物でもない。

信長は我流でデツチあげた痛快な餓鬼大将であったが、
少年時代に、短槍の不利をさとって、
自分の家来に三間半の長槍を用意させたほど
用心ぶかい男であった。

つづいて鉄炮の利をさとり
主戦武器を鉄炮にかえた。
これが彼の天下統ーをもたらしたのだが、
要心と見識の裏にあるものは怖れの心だ。

恐らく、怖れの最高、絶対なるものである。
かかる信長に、三度や四度の戦勝が、
まことの自信をもたらしてくれるものではない。

信長には持って生れた野育ちの途方もないウヌポレがあった。
それと同量の不安があった。
このウヌボレをまことの自信に変えるためには、
不安と同量の、
他人による、最高、絶対の認められ方が必要であった。

信長の家来たちは、餓鬼大将が、
どうやらホンモノの大将らしいところもあると思ったが、
半信半疑なのである。

清洲から五十町ほどの比良の城の近所にアカマ池というのがある。
蛇池という伝説があり、
三十町も葦の原ツパのつづいた物怖しいところである。

正月中旬というからまだ寒い季節であるが、
安食村の又左衛門という者が暮方アカマ池の堤を歩いていると、
一抱えほどの黒い胴体が堤の上にあり、
首は堤をこえて池の中へもぐっている。

人音に首をあげたのを見ると、
鹿の顔みたいなものに目玉が星のように光り、
紅の舌がこれも光りかがやいて、
ちょうど人間の掌をひらいた片腕みたいにチヨロチヨロ燃えでている。

驚いて逃げて帰った。
十日ほどして、この話が信長の耳にきこえた。

直ちに又左衛門を呼んで話をきき、
その翌日、近隣五ヶ村の百姓を召集、
数百のツルベをならべて
アカマ池の四方から水をかいだしたが、
四時間ほどかかっても、ヘリメが見えない。

では、よろしい、オレがもぐって見て来る、と、
フンドシひとつになり、
御苦労様につめたい水の中へ、
口に脇差をくわえて、もぐりこんだ。

まんなかへんで、一生ケンメイ、
ブクブクもぐってみたが、蛇にでくわさない。

オレじゃア、もぐり方が足りないのかなと、オカへあがって、
鵜左衛という水泳の達人に、おまえ、もぐってみろ、
やっぱり蛇にぶつからないので、
ヤレヤレ、おらんじゃないか、と
清洲の城へひきあげた。
これが二十九の信長だ。

こういう実証精神は信長の持ち前である。
ワリニャーニのつれてきたエチオピヤの黒人を
ハダカにして洗わせて真偽をためしたり、

無辺という廻国の僧が
、生国無辺と称し不思議の術を施すときいて、
呼ぴよせて化けの皮をはいで追放した。
追放後も婦女子をたぶらかしたことをきいて、
国々へ追手をかけてヒツ捕えて切り捨てた。

人間の妖術の化けの皮ははぐことができたが、
当時にあって怪獣、大蛇の存在は、
信長としても否定のできる筈はない。
否定どころか、むしろ存在を信じていたから、
見たくなって飛び込んだ信長であったに相違ない。

その旺盛な好奇心、実証精神は話の外で、
まったくイノテガケであり、
人にはやらせず、
まず自分がフンドシ一つに短刀くわえて
ジャブジャブ冬の水中へもぐりこむとは、
見方によりてはキチガイ沙汰である。

いわゆる日本流の大名や大将のやることじゃない。
家来や百姓は、イノチガケの凄惨に舌をまいて
怖気をふるったかも知れないが、
信長の偉さの正体は半信半疑で、
わからなかったに相違ない。


二十九といえぱ、もう老成した大人というのが当時の風であるのに、
この大将は五ヶ村の百姓に水をくませて、
水のヘリメが見えなくて、それではと、
自分ひとりフンドシ一つで水中へもぐるのである。

これも、二十八の年である。
にわかに八十人の家来をつれて、京都へ旅行した。
なんのための旅行だか、誰にも分らない。

四隣はみんな敵である。
よきカモよござんなれ、
と岐阜の斎藤が数十名の刺客に後を追わせた。

たまたま、これに気付くことができたから、
信長は刺客の泊っている京都の宿屋へ
ノコノコでかけて行って、

汝らの分際でオレを殺せるつもりとはバカな奴らめ、
今、とびかかって刺しに来てみよ、
と云って睨みつけた。

刺客どもは顔色を失い、
ふるえあがってしまったが、


京童はこれをきいて、
大将のフルマイとは思われぬという者と、
若大将はこれだけの血気がなくては、という者と、
二派の批評があったそうだ。

信長は京都、堺を見物していたが、
雨降りの払暁、にわかに出立、
昼夜兼行二十七里の山径をブッとぱして帰城した。

この理由も、家来の誰にも分らない。
ひきずり廻され、
アッと驚かされてばかりいる家来どもにも、
ウチの大将は偉いのか、半キチガイの乱暴者にすぎないのか、

信長が三十になっても、
まだ確たる見当はつかないのだ。
引用元
織田信長

生きるか死ぬかの中に、
うきうきわくわくするものはないか?
戦い方を工夫したり、
未知のものを探る中に、
うきうきわくわくするものはないか?
人間関係の中にも、
うきうきわくわくするものはないか?

どんな状況をもわくわくできないか。
楽しみをひねり出せないか?

楽しかったら、後はおまけなんではないのか?

((正解するカド Shindou x Saraka kiss scene)

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( ゴジラvsパシフィック・リムetcパート2 お、おもしろい!)

(「キングコング 」まさにこれが、怒涛の展開!)

(「シン・ゴジラ」の未完成映像。)

(「キンクコング」エンパイアステートビルの空中戦。ナオミワッツとの別れ。)

ジムに時間とお金を掛けるより、これに数千円掛けるほうを選びます。
 

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